さらなる発展祈念/平良中新校舎の落成祝う
平良中学校新校舎落成祝賀会(主催・同校PTA)が10日夕、同校体育館で開かれた。PTAや教育関係者らが多数出席し、新校舎の完成と同校のさらなる発展を願った。
主催者を代表してPTAの友利正治会長は「多くの関係者のおかげで完成した素晴らしい校舎。感謝の気持ちで大切に使用して頂きたい」と述べた。
伊志嶺吉作校長は「地域に信頼され、地域の思いに答えられるようさらなる歴史と伝統を築きたい。21世紀を切り開く自立した人間育成にまい進したい」と決意を語った。
来賓の下地敏彦市長は「旧校舎は建設から30年が経過し、健全な学校生活にも支障が出ていた。新校舎では生徒の皆さんが大きな夢と高い目標を持ち、毎日の学習に励むことを期待している」と話した。
祝賀会は同校吹奏楽部の演奏で始まった。ダンス部はサンタクロースの衣装で軽快なステップを披露。PTAや教職員らが多彩な余興が繰り広げられた。
新校舎の総事業費は5億9000万円。建物面積1225平方㍍で鉄筋コンクリート造りの3階建て。普通教室を15室造り、教育環境を充実させている。今年9月に完成した。