09/08
2024
Sun
旧暦:8月6日 先勝 乙 
イベント
2011年12月13日(火)9:00

人形に息吹き吹き込み30年/んまだいしょうが記念公演

ワクワクドキドキを演出


宮古の民話を題材にした人形劇団んまだいしょう結成30周年記念公演=11日、市中央公民館

宮古の民話を題材にした人形劇団んまだいしょう結成30周年記念公演=11日、市中央公民館

 人形劇団んまだいしょう(奥平久乃代表)の結成30周年記念公演が11日、市中央公民館で開かれた。宮古の民話を題材にした創作民話人形劇「川の種~川をつくった少年のはなし~」を披露。親孝行の大切さや先人たちの教えを盛り込んだ筋書きに、団員たちが人形に息吹きを吹き込んだ舞台は子どもたちの目を引き付けた。


 代表者奥平さんの人形劇活動歴は30

会場には大勢の家族連れが訪れ、舞台で繰り広げられる人形劇の世界を楽しんだ

会場には大勢の家族連れが訪れ、舞台で繰り広げられる人形劇の世界を楽しんだ

年余。子どもたちのためにと立ち上げた人形劇団は、宮古の民話を基本に県内外での公演活動や他の人形劇団との交流を続けてきた。お話サークルや読み聞かせグループとの共演など、子どもたちのみならず地域の母親たちにも大きな影響を与えた。
 昨年は地域の文化活動の功績をたたえられ県文化協会賞功労賞を受賞した。

 節目の公演には多くの家族連れが訪れ、主人公の少年の親を思う気持ちに同化したり、妖怪の登場にびっくりしたりして人形劇の世界を楽しんだ。

 団員たちは、人形に人間を絡ませて視覚的に分かりやすく表現したり、せりふに宮古方言をふんだんに取り入れ会場の笑いを誘ったり、30年の集大成を舞台いっぱいに披露した。

 沖縄本島から「手弁当」で駆け付けたティーラスが音楽を担当。人形の動きに合った音響や幻想的な照明などの演出効果も加わった約40分間の舞台は、最後まで子どもたちの目を引き付けていた。

 代表の奥平さんは、幕開けのあいさつで「子どもたちが大きくなってから『あの時見た人形劇は面白かった』と言ってくれるような公演をこれからも続けていきたい。皆さんと一緒になってドキドキワクワクを楽しみながら続けていきたい」と決意を示した。

 北小おはなしクラブももたろう、城辺学童保育クラブが友情出演し、フィンガーアクションやわらべ歌などをそれぞれ披露した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月3日(火)9:00
9:00

閑散期の観光振興へ

座喜味市長と意見交換/観光庁など   市が観光庁の地域観光新発見事業補助金を活用して実施する「市閑散期対策事業~推し活旅とマス媒体を活用した分散型旅行のすすめ~」に向けて、同庁の豊重巨之新コンテンツ開発推進室長らが2日、市役所で座喜味一幸市長と意見を…

2024年8月30日(金)9:00
9:00

「サメ?いやイルカだ」

来間大橋近くで回遊確認/宮古ブルーの海満喫   来間大橋近くの宮古島側約100ほどの沖合で29日午前10時半ごろ、1頭のイルカが優雅に泳ぐ姿が目撃された。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!