北中吹奏楽部2部門で金/県アンサンブルコン
木管三重奏は九州大会へ
今月17、18の両日に南城市のシュガーホールで開かれた第36回県吹奏楽アンサンブルコンテスト(主催・県吹奏楽連盟)で、市立北中学校(亀濱敏郎校長)の吹奏楽部が打楽器六重奏と木管三重奏の2部門で金賞を受賞し20日、受賞報告会が同校の会議室であった。木管三重奏のメンバーは来年2月11日に熊本県で開催される九州大会の出場が決定し、同部の九州派遣は3年連続の快挙となった。
受賞報告会で、打楽器六重奏のパートリーダーを務める山城航生君(2年)は「演奏曲が難しくリズムが合わない部分もあったが、練習を重ねて金賞をもらうことができた。来年の県吹奏楽コンクールでも金賞を獲得できるよう部員全員で練習に励んでいる」と喜びと抱負を述べた。
木管三重奏で九州大会出場が決定した下地楽菜さん(2年)=クラリネット、砂川怜未さん(同)=サクソフォン、狩俣真子さん(同)=フルートは県大会で「詩曲Ⅱ」(井潤昌樹作曲)を演奏。
狩俣さんは「メロディーがつかみづらい曲で、県大会では緊張したが、九州大会では人に感動を与えられるようレベルを上げたい」と、砂川さんは「今まで以上に練習し悔いの残らない演奏を披露したい」と、下地さんは「全国大会出場を目標に練習成果を発揮したい」とそれぞれに、九州大会への意気込みを語った。
同部の指導に当たっている幸地美穂教諭は「各セクションのリーダー3人が、自ら工夫しながら練習に励んでいることがうれしい。その苦労が実を結ぶことに期待したい」と話した。