トライ出場1700人を決定
安全安心な運営に決意/下地大会長
来年4月15日に開催される第28回全日本トライアスロン宮古島大会の出場選手抽選会が21日、市役所平良庁舎で行われ、出場1700人が決まった。大会長の下地敏彦市長らが最後の100人をくじで決めた。下地大会長は安全で安心な大会運営を決意。「来年も充実した大会を開催していきたい」と話した。28回大会には国内外から計2975人が応募、前回に比べて262人増えている。
出場選手のうち、1600人は事前の選考委員会で決定。選考基準に沿って絞り込んだ。また、今回は東日本大震災復興支援の観点から被災3県からの出場希望者に配慮、一定程度の優先度を加えて審査した。
参加申し込みは日本の全国各地と世界18カ国・地域からあった。東京の出場者が最も多く327人、神奈川が144人で続いた。外国からは89人が出場する。
最後の100人を決める抽選会では、下地大会長のほか、選考委員会の本村博昭委員長、ミス宮古の根間あやのさん、実行委員長の長濱政治副市長が抽選箱から100枚のくじを引いて決めた。
下地大会長は「27回大会より申し込みが多く、宮古島の大会に参加しなければトライアスリートとしてのステイタスを得られないというぐらいの大会になっている」と3000人に迫る応募件数を強調した。その上で「28回大会も内容を充実させて取り組みたい」などと決意を話した。
来年4月に開催される28回大会はスイム3㌔、バイク155㌔、ラン42・195㌔で行われる。
前回大会総合優勝の河原勇人をはじめ、上位7人が国内招待選手として出場する。女子は前回2位の松丸浩巳や同3位の武友麻衣らが出場して優勝を狙う。