長濱、比嘉(宮工)が優勝/県高校ボクシング選手権
県高校ボクシング選手権大会がこのほど、奥武山ボクシング会館で行われ、ピン級に出場した宮古工業2年の長濱和良君、フライ級で同校1年の比嘉大吾君が優勝した。2人は「優勝はできたが課題は多い」と反省しきり。来年1月の新人戦や同年夏のインターハイに向けて気を引き締めた。
同校では2人のほか、ライトフライ級で1年の川満俊輝君が2位、ライトウエルター級で3年の知念大樹君が2位、バンタム級で1年の松川允紀君が3位とそれぞれ上位に入賞した。
ピン級の長濱君は3試合に勝利して優勝した。決勝の判定勝ちに「自分のボクシングができなかった。これからもっと練習して、誰が見ても分かる勝ち方をしたい」と話し、次の目標に向けて決意を示した。
フライ級の比嘉君は2試合に勝利して優勝。1試合目は判定、決勝は相手の棄権で優勝を決めた。「内容には満足していない。手数が少ないところなど課題点は多い。新人大会、インターハイでの優勝を目指して練習したい」と話した。
多良間勉校長は「出場した全員が入賞するというのは素晴らしい」と活躍をたたえた。また「来年は県予選を突破し、全国インターハイに出場することを期待している」と激励した。