子どもたちが野菜収穫/西城小
きょうあたらす市で即売
西城小学校(久貝勝宣校長)の5、6年生計24人が28日、校内の畑で育てたミズナやコマツナなどを収穫し、野菜作りの大切さを実感した。きょう29日午前9時から、JAおきなわ宮古地区本部のあたらす市で開催される年末野菜即売会で販売される。
食育の一環で、JAおきなわ青壮年部城辺支部(伊良部典史支部長)が11月16日、同校の協力を得て実施した。子どもたちは種まき以来、毎日水を掛け、愛情を込めて育てた。
伊良部支部長は「野菜の収穫を迎えた。宮古は悪い天気が続き、全体に野菜の収穫が遅れている。野菜は丁寧に抜いてください」と指導した。
久貝校長は「11月は雨が多く降り過ぎた。ここ数日の良い天気で収穫できるようになった。お客様に喜ばれる野菜と思う」と述べた。
子どもたちは、ひと株ひと株をゆっくり抜き取り、かごに入れた。根っ子に付いた土は水で洗い落とし、みずみずしい商品に仕上げた。
参加した6年生の湧川美優穂さんは「無農薬の野菜なので安全・安心」とアピールした。
子どもたちは、即売会に参加して体験学習する。