宮古島市、初日2位/沖縄一周駅伝
駅伝王国、復活の灯火
第35回沖縄一周市郡対抗駅伝競走大会(主催・沖縄陸協)は28日、奥武山陸上競技場から国頭村役場前までの16区間165・2㌔のコースで行われた。県内14市郡が出場。宮古島市は通算9時間28分55秒の総合2位で初日を終え、優勝を狙える好位置につけた。3位以上は10年ぶりという。下地亮太(久松中)ら中・高生4人が区間賞を獲得した。29日は14区間129・8㌔で行われる。
1区の平良雅喜(宮高)が4位の好位置につけると、2区の與那嶺恭兵(琉球物流)が区間2位の走りで、2位に浮上。その後4位まで順位を落としたが、8区の仲間正彦(福祉事業団)が1人かわし、前半を3位で終えた。
後半は9区の下地亮太、10区の香村大貴の久松中コンビが連続区間賞でトップに立ち、勢いをつけた。区の下地賢優(コザ高)、14区の安里寿(宮高)も区間賞の快走を披露し、2位でフィニッシュした。
池間啓貴監督は「前半はいい流れに乗れた。中・高生が強いのは分かっていたが、一般の健闘も素晴らしかった」と振り返り、「全区間で攻めの走りを見せたい。トップの国頭を追い掛けたい」と意気込んだ。
【総合順位】①国頭郡9時間20分45秒②宮古島市9時間28分55秒③八重山郡9時間34分38秒