オリックス始動/市民球場
春季キャンプスタート
プロ野球のオリックス・バファローズが1日、キャンプイン。宮古島市民球場では長打力が期待される李大浩選手、T-岡田選手ら1軍の野手、投手42人が守備や打撃、投球練習で汗を流した。練習開始前の歓迎式典で岡田彰布監督は「昨年は勝率1毛差で悔しい思いをした。今年は優勝しかない。宮古島がそのスタートになる」と今年に懸ける意気込みを述べた。「新・黄金時代~2012年、頂点へ」をキャッチフレーズに始動した。
この日は最高気温が平年より1・4度高い21・4度と暖かく絶好のキャンプ日和。練習は午前10時30分にスタート。選手らは球場のサブグラウンド(前福多目的運動場)でランニングやウオーミングアップで体をほぐした。投手は投内連係、野手は球場でシートノックを受けるなど守備や打撃練習と3月の開幕に向け汗を流した。
市民球場で行われた歓迎式典で東少年ヤンキースから下地大介君、下地辰樹君、松川太洋君が村山良雄球団本部長、岡田彰布監督、鈴木郁洋選手会長に歓迎の花束が贈られた。
式典には行政や観光関係者が出席し、宮古牛やオリオンビールなどの特産品が激励の品として贈呈された。
長濱政治副市長は「昨シーズンは僅差でクライマックスシリーズ進出を逃した。今年は岡田監督を先頭にチーム一丸となって戦い、リーグ優勝、日本一になることを願っている」と述べた。
また、少年野球チームを代表して東少年ヤンキースの下地大介君が「キャンプをとても楽しみにしていた。選手の皆さん宮古島でいっぱい練習して日本一になってください」と期待を込めた。
岡田監督は「昨年は本当に悔しい思いをした。全員で頑張って優勝を秋に報告したい」とあいさつした。