教育・文化
2012年2月2日(木)9:00
兼島君(宮工3年)が最優秀賞/県工業高校意見発表
研究成果審査会でも優秀賞
第17回県工業高校意見・体験発表大会が1月31日に浦添市で行われ、宮古工業高校の兼島翔君(電気情報科3年)が最優秀賞に輝いた。第22回生徒研究成果作品審査会でも兼島君と與那嶺拓也君(同)が優秀賞に選ばれ、ダブル受賞となった。2人は1日、同校で多良間勉校長に報告した。
兼島君は「楽しさを知ることで」を演題に、ロボット製作など物作りの楽しさに触れ、さまざまな知識や技術を身に付けたことを発表した。「途中で言葉に詰まったので最優秀は諦めていた。最後に名前を呼ばれたときは本当に驚いた」と振り返った。
與那嶺君は兼島君とともに「圧電振動板を用いた発電装置の開発」を発表。大会は11月だったが、この日に表彰式が行われた。與那嶺君は「2人で取り組んだ結果。研究が評価されてうれしい。ずっと頑張ってきて良かった」と喜びをかみしめた。
多良間校長は「本校初の快挙。3年間、物作りをやってきた努力のたまもの。今後の活躍に期待したい」と激励した。