ネット使い環境学習交流/狩俣小と牛久市(茨城県)児童
茨城県牛久市と同市教育委員会などが主催する「うしく2012サイエンスフェスタ」の「かっぱ大交流会」で、狩俣小学校の児童がインターネットの回線を使って会話と映像の交換ができる「スカイプ」を活用して同校から取り組みを報告した。
報告したのは、6年生の佐藤龍也君、宮城厚希君、大久保かがり君、池間弘登君の4人。
4人は宮古島の概要と魅力を紹介しながら、同校の4、5、6年の15人が昨年から取り組んでいる宮古島に生息する生き物の調査について報告した。
同校の報告を受けた牛久市側のコメンテーターからは、さらなる取り組みに期待を寄せるコメントが寄せられた。
この取り組みは、宮古島観光協会がNPO法人アサザ基金の飯島博代表理事を招いて、宮古島の児童を対象に出前授業として島の自然の大切さを訴えてきたことがきっかけ。
この授業の延長線上に今回の環境学習交流会があり、牛久市の小中学校と狩俣小、三重県の七保小学校がそれぞれの取り組みの成果を報告しあった。
狩俣小の児童たちは、飯島さんとの出会いでたくさんの生き物や植物を知り、生き物の命や環境の大切さについて考えるきっかけになったことを紹介し、これからもいろいろなことを調べていくことを報告した。
報告を終えた4人は「今回の報告は良い機会だった。これからも活動を続け、狩俣のことをどんどん発信していきたい」と述べた。