04/30
2025
Wed
旧暦:4月3日 赤口 己 
社会・全般
2012年2月12日(日)9:00

「花いっぱいの島に」

下地市長が花植え アピール


自宅前の市道植栽升に花を植える下地市長=11日、平良東仲宗根

自宅前の市道植栽升に花を植える下地市長=11日、平良東仲宗根

 「宮古島を花いっぱいの島に」。下地敏彦市長が11日、「隗より始めよ(言い出した人から始めよ)」と自宅前市道の植栽升に花を植えた。区間は東仲宗根にある花園幼稚園付近から東小の方向へ約100㍍。季節の花が、鮮やかに咲き、道行く人の目を楽しませている。


 下地市長は、花や緑を増やすことに熱意があり、「花の王国」づくりを推進している。今回、口で言うだけでなく、同計画への市民参加を行動でもってアピールした。

 作業は早朝から始まった。手には、スコップ。地ならし作業を頑張る下地市長の顔から、大粒の汗がしたたり落ちた。サルビアやマリーゴールド、インパチェンス、ベゴニアなど約80本を植えた。

 下地市長は「住宅周辺の緑化は、役所ではなく自分たちでやってほしい。市民が花木を自主的に植えて、宮古島が花と緑でいっぱいになればうれしい」と呼び掛けた。苗の無料確保には、「道路里親制度」の活用を勧めた。

 下地市長の住宅の庭は、花と緑にあふれている。ガーデニングが、趣味という市長。「緑があると、心が落ち着く」と、緑化の効果を強調した。

 同道路は、児童生徒の通学路にもなっている。植えた花には「花のように美しく、心豊かな人に育ってね」という子どもたちへのメッセージも込めた。

 花の王国は、宮古島を花と緑でいっぱいにする島づくりを目指す事業。同事業の一環として、市熱帯植物園に昨年完成した、せせらぎの周辺にも季節の花が咲いた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!