社会・全般
2010年8月21日(土)15:57
後輩らが声援送る/下地中 全国高校野球 興南・川満の母校
全国高校野球選手権大会の準決勝、興南対報徳学園が行われた20日、興南の川満昂弥投手の母校、下地中学校では多く生徒らが集まり、テレビ観戦で声援を送った。決勝進出が決まると飛び上がって喜びを爆発させた。「絶対に優勝してほしい」などと県勢初の快挙に期待を込めた。
同校はパソコン室のプロジェクターを使用し、大画面で観戦した。男子生徒はパーランクーを打ち鳴らしたり、女子生徒は手を組んで勝利を願うなど決戦の地に声援を送った。
最終回の二死3塁の場面では「あと一人、あと一人」と大合唱。最後の打者を空振り三振に仕留めると「よっしゃー」「勝ったー」と声が上がり、抱き合って喜びを分かち合った。
最後まで川満は登板の機会はなかったが、興南の逆転劇に大喜びだった。同校野球部の来間貴仁君(1年)は「春夏連覇まであと1勝。5点取られても興南打線なら逆転できると信じていた。川満先輩が投げて優勝してもらいたい」と期待した。