3教諭が実践報告/中体連・高体連
実践・研究発表会
宮古地区中学校体育連盟と同高校体育連盟による実践・研究発表会が15日、宮古総合実業高校で開かれた。宮高の上運天誠教諭と渡慶次晃教諭が実践報告を、平良中の小場玲子教諭が研究発表を行い、両連盟の連携強化と情報共有を図った。
陸上部を指導する上運天教諭は、実業団などの宮古合宿に参加し、効果的な練習方法を取り入れたことなどを報告した。「宮古から全国へを目標に取り組んできた。今後は全国で勝負を目標にレベルアップしたい」と語った。
渡慶次教諭は、ウエイトリフティング同好会を立ち上げるまでの経緯を紹介し、「宮古島には素晴らしい素質を持った生徒がたくさんいる。中学校教諭との交流や高校間での連携が必要」と課題を挙げた。
平良中女子駅伝部の監督を務めた小場教諭は「駅伝・専門外種目への挑戦」をテーマに発表。「できるだけ広い協力体制を整える必要がある。周囲に理解・協力が生まれると、生徒や指導者に迷いがなくなる」と強調した。
東海大学九州バスケットボール部長の元炳善(ウォン・ビョンソン)さんによる特別講演も行われ、チームを強くするための十二条件などを説明した。
同発表会は、これまで高体連のみで開催していた。今回、中体連に協力を呼び掛け、初の共同での開催となった。