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教育・文化
2012年2月17日(金)9:00

教師と生徒が双方向通信

下地中で「未来の授業」公開


生徒同士が協力して回答した公開授業=16日、下地中学校

生徒同士が協力して回答した公開授業=16日、下地中学校

 情報通信技術を活用した「フューチャースクール推進事業」と「学びのイノベーション事業」の実証校に国から指定されている下地中学校(宮國勝也校長)で16日、2年A組の生徒を対象に公開授業が行われた。授業は教師用の電子黒板と、文字が自由に書けるタッチパネルを備えた生徒のパソコンと結び、情報をやり取りするシステム。上越大学大学院特認准教授の清水雅之氏が、協力し合って回答を出させる数学の授業を展開した。


 情報技術を活用した双方向通信の授業は、各生徒の回答を教師が見て、理解の程度を把握し、ステップアップに導けるのが大きなメリットという。

 授業の問題は「1と2はどれが大きいか」から、等式の計算、1~6までの数字をダブらずに縦横に並べる「ナンプレ」という問題まで、どんどん難度が上昇。清水准教授のユーモアたっぷりの授業に笑いが絶えなかった。

 清水准教授は、宮古の良い所を紹介するよう設問した。生徒たちは「気候も人も温かい」「白い砂の前浜が最高」「サトウキビの畑が多い」-などと観光大使の気分の様子だった。

 川満和音君は「ほかの人(級友)の答えが電子黒板で見えるシステムが、すごいと思った。みんなが協力して、回答する授業は楽しかった」と感想を語った。

 下地中でのフューチャースクール推進事業は2月1日から始まり、初の公開授業となった。


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