がんずううやき
2012年2月21日(火)23:00
西里 千代さん(87歳)(城辺字福里)
復興願い千羽鶴
1924(大正13)年10月16日生まれ
手先が器用な西里さんは、東日本大震災の被災者へ、復興を祈願して千羽鶴を一人で4束作り送った。お礼の手紙もたくさん届き、仙台の方では、ニュースでも流れたという。「テレビで見ていて、かわいそうだったさあ。何か少しでも役に立てればと千羽鶴を折ったよ」と話す。
お笑い番組全般が大好きで、おすすめは「リンカーン」。涙が出るほどおもしろいという。お笑いの話題になると目が輝き、じょう舌になる。同居している娘さんもびっくりするほどのお笑い好き。
生きがいは孫、ひ孫の成長を見ること。孫が小さいころ、子供夫婦が共働きだったので、毎日、孫のおむつの取り替えからミルクまで世話をした。
今でも孫たちといろいろな話がしたいという思いから、今風の言葉も分かるとか。「今は『うれしい』というのは『うれぴー』と言うってよ。おかしいね」と、笑った。
子ども5人、孫9人、ひ孫5人。