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社会・全般
2012年3月9日(金)9:00

民泊で絆、笑顔の再会/大阪府立福井高校卒業生

1年ぶり皆川さん宅で宿泊


1年ぶりの再会を喜ぶ福井高校の卒業生たちと皆川さん(後列右から2人目)=8日、下地与那覇の皆川さん宅

1年ぶりの再会を喜ぶ福井高校の卒業生たちと皆川さん(後列右から2人目)=8日、下地与那覇の皆川さん宅

 「会いたかった」-。1年前、修学旅行で宮古島に訪れた大阪府立福井高校の卒業生4人が下地与那覇皆愛地区にある皆川加代子さん宅を訪問している。まだ高校生だった昨年は民泊でお世話になった。1年ぶりの再会に卒業生、皆川さんとも「また会えて本当にうれしい」と話し、民泊で育んだ絆を一層深めた。


 来島したのは福本彩香さん、喜田佳奈子さん、金森萌さん、川端美華子さんの4人。先月24日に福井高校を卒業した。
 4人は1年前、修学旅行が終わってすぐに「また会いたい。卒業旅行で宮古島に行こう」と決めた。それ以来、それぞれアルバイトをして旅費をためた。

 再会して「全然変わらない優しさに感動した」と話すのは福本さん。「落ち着ける場所なんです」と皆川さん宅の魅力を語る。喜田さんは「みんな日焼けしていて顔が黒い」と笑う。その上で「空港まで迎えに来てくれた家族にとても感謝している」と話した。

 金森さんは「修学旅行から1年がたったけど、みんな全然変わってないところが安心した」と笑顔。川端さんは「旅行がもうすぐ終わるのが寂しい」と少し残念そうに感想を話した。

 皆川さんは「みんな高校生のときと違ってお姉さんになった。この子たちは私にとってスペシャルな存在なんです。素晴らしい子に出会えた」と喜ぶ。皆川さんの息子の世さんは4人と同学年。「とても楽しい。今度は大阪で会いたいと思う」と話した。

 6日に来島した卒業生は海水浴やドライブ、たこ焼きパーティーなどを満喫して新しい思い出をつくった。


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