11/22
2024
Fri
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
教育・文化 社会・全般
2010年8月16日(月)14:47

平和の尊さ改めて実感/コープおきなわ平和グループ 

ピンフ嶺野戦重火砲壕を視察する参加者たち

ピンフ嶺野戦重火砲壕を視察する参加者たち

終戦記念日に戦跡巡る
 コープおきなわ宮古平和グループ「あたらすの会」(志萱ひろこ代表)が終戦記念日の15日、宮古島の戦跡巡りを行い、参加者23人が市内の戦跡を含め記念碑など�カ所を巡り、平和について改めて学習した。
 この日2カ所目に訪れた福山のピンフ嶺野戦重火砲壕跡は長さ約50㍍、高さと幅がおよそ3㍍。このトンネル様の壕を掘る作業に、当時13歳の福山の少年たちも駆り出されたという。

  
 東京出身で城辺字福里に住む西野正二さん(73)は「東京では空襲に遭って逃げた経験もある。これだけのトンネルを短時間で掘るのは大変だったと思う。当時の人は何を考えながら作業をしたのかなどを感じたいと思い参加した」と話した。

 
 あたらすの会前会長の長嶺すみ江さん(56)は「戦後65年たっているので、戦跡も壊れるなど無くなっていく。ぜひ保全して残してほしい。戦争を知らない世代が大半を占める時代になった。宮古島の戦跡を歩き、見て、話を聞くことにより、親子で戦争について学び、平和への思いを深めて平和について考える機会にしてほしい」と述べた。

 
 一行は2400柱が合祀されているといわれる野原越納骨所(城辺字下里添)、上野字野原の陸軍中飛行場戦闘指揮所跡などを巡った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!