11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
社会・全般
2012年3月24日(土)9:00

校舎が完成、供用開始/漲水・あけぼの学園

旧施設の1・5倍



建物の増改築工事が完了し供用を開始した漲水学園・あけぼの学園=23日、平良西仲宗根

建物の増改築工事が完了し供用を開始した漲水学園・あけぼの学園=23日、平良西仲宗根

 漲水学園の建物増改築工事がこのほど完了し、23日から供用を開始した。旧施設に比べて1・5倍の面積を確保したほか、太陽光パネルの設置や図書室・学習室を新たに設けるなど施設環境を充実させた。仲間貞教園長は「素晴らしい立派な施設が完成した。利用者と一緒に新しい学園の伝統を作り上げたい」と施設の完成を喜び、今後の学園運営に気を引き締めた。


 漲水学園・あけぼの学園の増改築工事は、昨年4月に着工した。総事業費は約10億円。あけぼの学園は昨年11月、漲水学園はこのほど完了した。

 施設は2階建てで建築面積は約4100平方㍍。利用者が居住する部分は壁や床の部分に木を使用し、落ち着いた空間に仕上げた。

 施設で使用する一部電力は太陽光パネルで発電するほか、厨房はオール電化の設備を整えた。図書室・学習室は十分なスペースを確保。旧施設にはなかった自立支援室も設置した。

 23日には建築終了引き渡し式が同園で行われ、先嶋建設、勝建設、松宮開発の特定建設工事共同企業体から鍵などが引き渡された。

 仲間園長は「建物そのものが広くなった。たくさんの意見をしっかりと取り入れて造ってもらった」と感無量の様子。「素晴らしい建物はできたが中身が伴わないと意味がない。子どもたちと利用者、職員と力を合わせて良い施設運営をしていきたい」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!