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2010年8月15日(日)15:05
夏空に「彩雲」/雲が虹色に染まる
雲が虹色に彩られる「彩雲(さいうん)」が14日午後、宮古島で観測された。
彩雲とは、空の上層部にある小さな氷の粒に太陽の光が反射して現れる現象。今回は午後2時すぎ、南西の空に浮かぶ薄い雲が赤や黄、青などの色に染まった。
宮古島地方気象台によると「色の現れる形は状況によりさまざま。頻繁に見られる現象ではなく、観測されるのは1年に10回程度ではないか」と語った。
この日の彩雲は、多くの市民も観察。伊良部島の渡口の浜から撮影した同島に住む峯岡健次さんは「周囲から撮影のお願いもされました。とても見事な彩雲だった」と話した。