スロープが完成/パイナガマビーチ
車いすでの利用可能に
護岸改良整備工事が行われているパイナガマビーチにこのほど、スロープが完成した。同ビーチのバリアフリー化対策として設置されたもので、すでに整備されている駐車場からコンクリート護岸手前までのスロープを使えば、車から砂浜まで車いすで行くことが可能となった。
パイナガマ地区護岸改良整備工事は、老朽化した護岸の補強や飛び砂防止などが目的。工期は2009年度から13年度までの5年間で、総工事費は1億5000万円。
スロープ設置は、同ビーチの将来像に市民の意見や要望を反映させるために開催されたワークショップの中で、バリアフリー化を求める意見が挙がったことから実施された。長さ約270㍍の階段式コンクリート護岸の中心付近に設置されたスロープは幅14㍍で、高さ2・2㍍の護岸上部から、3回折り返す緩やかな斜面で砂浜に下りることができる。
12年度は、コンクリート護岸に遮熱効果などのある特殊塗料を吹き付ける工事などが行われる。
この度の東日本大震災により、犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様・並びにご家族の方々に対しまして心よりお見舞い申し上げます。また、被災地の一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます。