3月25日~3月31日
ニュースウィークリー
3月25日~3月31日
国保被保険証と受診券を一本化/宮古島市
2012年度からの特定健診で宮古島市では、これまで対象者に郵送されていた受診券に代わり、国民健康保険被保険者証と受診券を一体化。対象者は一体化した保険証を窓口に提示すれば受診できるようになる。この個人カード化により、医療機関で受診する個別健診が3カ月早く来月1日に20カ所の医療機関でスタートする。(3月25日掲載)
PAC3を宮古島配備/防衛省
防衛省は26日、北朝鮮による長距離弾道ミサイルが先島諸島およびその近海に落下する事態に備え、宮古島市に地対空誘導弾パトリオットミサイル=写真=を配備する方針を下地敏彦市長に伝えた。配備先は上野野原の航空自衛隊宮古島分屯基地で、3月末までに田中直紀防衛相が「破壊措置命令」を発令し、同分屯基地での迎撃態勢を整える。(3月27日掲載)
目的外使用可能性指摘/フルーツパーク施設
上野トロピカルフルーツパーク内の「生産物直売食材供給施設」が国の補助事業で建設され、その使用目的が決められているにもかかわらず同施設を賃貸借していたパラダイスプランが昨年、菓子工場としての利用変更し、それを承認した市が県に対して利用計画の変更の届け出を行っていなかったことが26日までに分かった。開会中の市議会一般質問で長崎富夫市議が菓子工場としての利用は目的外使用にあたるとして、当局の見解をただした。(3月27日掲載)
新年度予算など全議案を可決/市議会最終本会議
宮古島市議会(平良隆議長)3月定例会は27日、最終本会議を開いた。市町村合併後最大規模となる総額345億600万円の2012年度一般会計予算案や、継続審査となっていた景観条例など、市当局から提案された全議案を可決した。保険料を現行から約1・3倍に引き上げる介護保険条例の一部改正条例など4議案については賛否が分かれたが、いずれも賛成多数で可決した。(3月28日掲載)
キビ搬入終了手取額44億円/前期比30億円減
宮古地区の2011~12年期製糖操業の原料搬入は27日、宮古製糖伊良部工場と同多良間工場を最後に終了した。沖糖宮古工場、宮糖城辺、同伊良部、同多良間4工場の合計搬入量は、前期を万1854㌧(37・6%)下回る万2343㌧。宮古本島は大干ばつに見舞われた1971~72年期に次ぐ、不作となった。農家総手取額は44億1469万円で、前期より30億円余(40・5%)減った。(3月28日掲載)
もうかる漁業推進へ/市水産基本計画策定
第1次宮古島市水産振興基本計画策定委員会は28日、策定した基本計画を下地敏彦市長に報告した。今後10年間の水産業の振興方策を定めた計画で、「地域特性を活かした持続可能で儲かる漁業の推進」を基本理念に、年間総生産量3200㌧、総生産額15億円の達成を目指す。(3月29日掲載)
85㌶を農業振興へ編入/下地島基本計画発表
宮古島市の下地敏彦市長は29日午後、市役所平良庁舎で、このほど策定した下地島農業基本計画書の概要を発表した。県から買い取る下地島空港周辺の約85㌶を農業振興地域へ編入した上で農用地に指定。希望する農家に貸し付けや売却を行い、高収益を生み出す農業生産を推進する。(3月30日掲載)
座喜味氏が出馬を表明/県議選
任期満了に伴う第11回県議会議員選挙(6月1日告示、同10日投開票)に宮古島市区(定数2)から立候補を予定する現職の座喜味一幸氏(62)=自民=が30日、市内のホテルで出馬表明した。後援会長を務める下地明前市議会議長、下地敏彦市長、平良隆市議会議長が同席し、市議会保守系議員団ら支持者が出馬表明を見守った。座喜味氏は10の基本政策を掲げ、立候補の決意を表した。(3月31日掲載)
4年連続で500人台/新入学児童数
今年4月に新しく小学校に入学予定の児童数が宮古島市では569人(30日現在)となり、4年連続で500人台となる見込みであることが市教育委員会のまとめで分かった。新入学児童の過去最低は2年前の554人。市教委では今後転入があることから、来月9、10日の入学式までに若干の増加を見込んでいる。多良間村の入学予定の児童数(同)は14人となっている。(3月31日掲載)