下地市長に喜びを報告/宮総実環境班
コカ・コーラ環境教育賞/次世代部門で大賞受賞
今月7日に北海道で最終選考会が行われた第17回コカ・コーラ環境教育賞(主催・財団法人コカ・コーラ教育・環境財団)「次世代支援部門」で最高賞となる大賞に輝いた宮古総合実業高校環境班のメンバーらが13日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、受賞を報告した。
サトウキビと日本ソバの輪作による地下水保全と食糧自給率向上を目指す「小さな宮古島の100年後の『命の水』と『食』を守るプロジェクト」の取り組みが、同部門応募60団体の中から大賞に選ばれた同校環境班。顧問の前里和洋教諭は「グローバルな研究をしている団体もある中から当校が大賞に選ばれた。生徒の頑張りはもちろん、地域の支えや学校、保護者の協力があってのこと。感謝している」と市長に報告した。
生徒を代表して池城ひかりさん(環境工学科2年)が「夏休み中も学校に出るなど長い時間をかけて準備してきた。日々の成果が実ってうれしい。この経験を今後の学校生活に生かしたい」との思いを示した。
下地市長は「おめでとう。よく頑張った。良いテーマを選んでいると思う」、同席した川上哲也教育長は「大賞受賞は学校の、そして宮古島市の財産」と生徒の活躍をたたえた。