11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
スポーツ
2012年4月7日(土)9:00

ミサイル発射時、大会中断/トライ大会専門委員会

伝達手段は競技委で検討


「衛星」と称されるミサイル発射への対応などを検討した専門委員会=5日、市総合体育館

「衛星」と称されるミサイル発射への対応などを検討した専門委員会=5日、市総合体育館

 第28回全日本トライアスロン宮古島大会の第3回専門委員会(長濱政治実行委員長)が5日夜、市総合体育館で開かれ、北朝鮮が「衛星」と称して12~16日に発射を予告している長距離弾道弾ミサイルの発射に備えての協議が行われ、大会中に発射された場合には、直ちに競技を中断し、危険除去後再開することを確認した。


 同委員会は選手に中断を伝達する手段など具体的な方法については9日に開かれる競技委員会に委ねた。また、発射して通過するまでの時間がおよそ10分といわれていることから、中断した場合は各関門と制限時間を10分延ばすことも確認した。

 発射されれば2~3分でJ-アラート(全国瞬時警報システム)が市防災情報システムから流れ、市民や出場者に周知するが、委員からは「発射されて10分では競技者を止めるのは困難」「(発射を)競技者に知らせるのが精いっぱいで避難させている時間はない」など、中断は実施面でかなりの困難が予想されるとの意見が大半を占めた。

 また、ミサイルの一部などを地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)で迎撃する際はJ-アラートで情報伝達するものの、迎撃により破片が落下した場合、またはけが人が出た場合は、大会長を務める下地敏彦市長が緊急の競技実施検討委員会を立ち上げ、競技の中止または続行を決める。専門委員会ではこのほか食料部、国際部、自転車部など各専門部からこれまでの準備状況が報告され、おおむね順調に進んでいることを確認した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!