11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
産業・経済
2012年4月7日(土)9:00

10日に消費拡大キャンペーン/「とうがんの日」でJAなど

特売や試食会など実施


「とうがんの日」をPRする左から松尾課長、岡村本部長、山口部会長=6日、JAおきなわ上野支店野菜集出荷場

「とうがんの日」をPRする左から松尾課長、岡村本部長、山口部会長=6日、JAおきなわ上野支店野菜集出荷場

 宮古地区とうがんの日実行委員会は「とうがんの日」の10日、JAあたらす市場で消費拡大キャンペーンを実施する。トウガンの特売やトウガンを使った加工品の販売、試食会を行い、地産地消を図る。実行委員長の岡村幸男JAおきなわ宮古地区本部長らが6日、記者会見し来場を呼び掛けた。


 テーマは「太陽とサンゴ礁の卵宮古島とうがん」。

 当日は1個約2㌔のトウガンを半額の100円で販売する。販売時間は午前9時からと、午後3時からの2回で2000個を準備している。

 とうがん専門部会やJA女性部、みゃーくの味加工推進協議会は、トウガンを使用したサラダやゼリー、パイ、ジャムなどの加工品の販売や試食会を実施する。

 会見には岡村実行委員長、宮古農林水産振興センター農業改良普及課の松尾安人課長、JAとうがん専門部会の山口修部会長が出席し「トウガンの地産地消と安全、安心、おいしさを広くPRしていきたい」と来場を呼び掛けた。

 冬春季の出荷は12月から始まっており、4~5月にピークを迎える。JAによると前年に比べ出荷量は伸びているが、平年比では2割ほど落ち込んでいるという。

 価格は1ケース(10㌔)約2100円の「安定した価格」(JA)で推移している。県内における県外出荷の9割を宮古島産が占めており、ほとんどが関東へ出荷される。2011-12年産の出荷計画は1020㌧。

 とうがんの日 1998年4月10日に沖縄経済連が主催した「とうがんの日」宣言大会で、同日を「とうがんの日」に定めた。沖縄方言の「し(4)ぶい」、和名の「とう(10)がん」にちなんだ。宮古島市は2007年に拠点産地に認定され、上野地区などを中心に生産されている。宮古方言名「スゥ」。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!