政治・行政 社会・全般
2012年4月10日(火)9:00
Jアラートきょう再訓練/宮古島など県内26市町村
ミサイル警報
政府は10日、北朝鮮の人工衛星を名目とした弾道ミサイル発射実験に備え、ミサイルの上空通過エリアと想定される宮古島市など県内の26市町村を対象に「全国瞬時警報システム」(Jアラート)と防災行政無線を用いた警報訓練を実施する。5日の訓練に続くもので、時間は1回目が午後1時から、2回目は同1時30分からとなっている。
訓練では、政府が送信した信号を各市町村がJアラートで受信し、防災行政無線を自動起動させて住民向けに試験放送を流す予定。宮古島市では市内に設置されている151カ所の防災情報システムスピーカーから音声を流し、試験放送を実施する。
5日に行った訓練では、Jアラートの設定ミスなどにより、7市町村で試験放送が流れなかった。
宮古島市では大きな不具合は無かったが、市には「放送が聞こえにくい」などとした市民からの電話が約10件あったという。