新校舎で新学年スタート/「勉強やスポーツ頑張る」
砂川小
新校舎が完成した砂川小学校(新里二男校長)で9日、新校舎使用開始式が行われた。新入生を除く全校児童82人が出席し、「春休みの時から、この日が来るのを楽しみにしていました」と喜びを表した。開始式は1学期の始業式と合わせて行われ、児童たちはさっそく新校舎で新学年をスタートさせた。
開始式で新里校長は「新校舎には、勉強やスポーツに頑張ってほしいというさまざまな人たちの熱い気持ちが込められている。多くの人たちに感謝し大事に使ってほしい。皆さんには大きな校舎と同様に大きな期待が掛けられている。自信と誇りを持って何事にも取り組んでほしい」とあいさつした。
川満弘志教育長は「新校舎を大切にきれいに使ってほしい」と呼び掛け。教師には「建物が完成した。これからは気持ちを吹き込み、教育目標の実現に向け気分を一新してほしい」と要望した。
児童会長の徳田莉子さん(6年)は「この日を楽しみにしていた。私たち6年生は下級生のお手本になれるよう、素晴らしい校舎にふさわしい行動をしていきたい。新校舎に携わったたくさんの人たちに感謝し、勉強やスポーツに頑張りたい」と決意を示した。
新里校長、川満教育長、徳田児童会長、徳田長元PTA会長がテープカットを行い校舎の使用開始を告げた。
新校舎は鉄筋コンクリート2階建て。延べ床面積は1889平方㍍で、六つの普通教室とコンピューター室、図書室、図工室、家庭家室を併設した。総事業費は4億7000万円。