11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
政治・行政
2012年4月11日(水)9:00

市長が野原基地視察/PAC3配備完了受け

「万全の態勢の印象」


PAC3の配置状況などを視察する下地市長(右から2人目)=10日、上野野原

PAC3の配置状況などを視察する下地市長(右から2人目)=10日、上野野原

 下地敏彦市長は10日午前、上野野原にある航空自衛隊宮古島分屯基地に配備された地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)の配備完了を受け、同基地内で初めてPAC3の配置状況などを視察し、配備の概要説明を受けた。前日、同基地から配備完了の報告を受けるとともに、視察の依頼があった。


 下地市長は視察後「ミサイルが飛んできた最悪の場合を想定して、万が一に対応する万全の態勢で十分準備されているとの印象を受けた」と語った。記者団の質問に答えた。

 およそ30分間の視察の中で、同分屯基地の宮本裕徳司令とPAC3運用部隊(航空自衛隊)の部隊長から、2基のPAC3とレーダー2基、石垣との通信用のレーダー1基の配置についてと、イージス艦、PAC3による迎撃システムの概要についての説明を受けた。

 視察には宮古島市議会の平良隆議長、市危機管理対策室長の安谷屋政秀総務部長と市総務課の砂川一弘課長が同行した。

 これまでも下地市長はPAC3を配備するにあたり、宮古島の方向に飛んできた場合の対処についての確認をしてきたが、今回の視察でも同様の質問をした。

 これに対し宮本司令からは「海上でのイージス艦、陸上でのPAC3と二重の構えを取り、宮古島には落ちないよう、最大限の努力をする」と説明を受けた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!