平良中新体育館が着工
11月末の完成を予定
平良中学校(伊志嶺吉作校長)の体育館改築工事の地鎮祭が13日、建設現場で行われ、請負業者や教育委員会の職員らが集い、工事の安全を祈願した。新体育館は競技場の東側に建設され、現在使っている南側の体育館は完成後解体撤去する。新体育館の延床面積は1240平方㍍。アリーナは952平方㍍と広くバレーボールコート2面、バスケットボールコート2面を設置できる。完成は11月末を予定している。
1978年に建設された現体育館は築後34年経過して、鉄製の屋根がさびて穴が開き、雨漏りがひどく早期の建て替えが求められていた。
総事業費は3億926万円。請負業者は建築が、奥浜組・琉建産業・富廣建設特定共同企業体。電気が川田電設産業・宮建開発特定共同企業体。機械が三協建設工業・久貝電設土木特定企業体。設計は、シモマサ設計が請け負った。
新体育館は地下1階、地上2階の鉄筋コンクリート造。2階ギャラリーをぐるりと周回できるのが特徴という。地下1階には、運動用具などを入れる。
地鎮祭は宮古神社の神主である奥間寛次さんの祭司で行われた。
事始めの儀では川満弘志教育長、奥浜組の奥浜剛社長、シモマサ設計の下地正彦社長の3氏が「よいしょ」の掛け声とともにくわを入れ、工事の安全を祈願した。