「ワイドー」1500人/トライ 今朝号砲
3種目200㌔ 限界に挑戦
第28回全日本トライアスロン宮古島大会がきょう15日、島内一円で開催される。「海・風・太陽 熱き想い 君を待つ」をテーマに約1500人のアスリートが出場。スイム、バイク、ランの計200・195㌔で自己の限界に挑戦する。午前7時に下地の与那覇前浜ビーチをスタート、制限時間は午後8時30分までの13時間30分。きょうの天気は曇り、夕方から夜にかけてところにより一時雨が予報されている。
今大会には18カ国と1地域から1500人がエントリーしている。前浜でスイム3㌔を泳いだ後、バイクで池間島、来間島を含む宮古島をほぼ1周半する155㌔のコースに挑む。ランは市陸上競技場をスタートし城辺保良を折り返す42・195㌔のフルマラソン。総距離200・195㌔の完走を目指す。
優勝争いは混とんとしているが、昨年7時間46分05秒で優勝した河原勇人(34)=東京都=が2連覇を懸ける。昨年3分差で2位に甘んじた桑原寛次(31)=沖縄県、昨年3位の松丸真幸(37)=茨城県、4位の西内洋行、初出場のアンドレ・スタブス(37)=ドイツ=を軸にしたレース展開が予想される。
女子は昨年2位の松丸浩巳(38)=茨城県、同3位の武友麻衣(29)=福岡県、初出場のビーテ・ゴエーツ(42)=ドイツ、4年ぶり2回目の出場となるヴェレナ・ウォルターらの争いが注目される。
今大会は宮古島と大阪を舞台にしたNHK朝の連続ドラマ「純と愛」のヒロイン、夏菜さんが競技のスターターを務めるなど話題性も高い。