座喜味氏が事務所開き/県議選
再選目指し支持者ら結集
任期満了に伴う第11回県議会議員選挙(6月1日告示、同10日投開票)で宮古島市区(定数2)から出馬表明した現職の座喜味一幸氏(62)=自民=の事務所開きが25日、市下里にある同氏の後援会事務所で行われた。保守系を中心とする座喜味氏の支持者らが集結し、同氏の2期目当選に向け気勢を上げた。新聞報道で無投票の公算大が伝えられているが、支持者らは6月10日の投票日まで気を引き締めて選挙戦に臨むことを確認し、2期目突破への活動を繰り広げることを誓い合った。
事務所開きには自民党衆議院沖縄第4区総支部の西銘恒三郎支部長が激励に訪れたほか、下地敏彦市長が激励の言葉を送った。
同氏の後援会長を務める下地明前市議会議長は「今選挙は来年の市長選挙の前哨戦。多くの支持者皆さまの力を借りて、農政通の座喜味県議をトップ当選させよう」と呼び掛けた。
激励あいさつで下地市長は「座喜味県議は4年間、市政と連携しながら議会活動を行ってきた。宮古の諸課題を県議会の場で訴えてきた。宮古の問題解決を進めるためにも再度、座喜味県議には頑張ってもらわなくてはならない」とエールを送った。
予定候補者あいさつで座喜味氏は「宮古のために、まだまだ行わなければならない仕事は多いとの思いで、出馬表明した。政策で掲げた新物流改革は、これまでの離島のハンディを克服し、10年、20年先を見通した下地市長の政策とも一致し、皆さまのご支持に応えられる」と改めて決意を表した。
支持者らは湧川弘範青年部長のガンバロー三唱で座喜味氏再選の気勢を上げた。