大型連休始まる
でも梅雨入り/宮古島地方
今年の大型連休(ゴールデンウイーク)が28日、始まった。最大で9連休になるが、初日から天気に恵まれず、あいにくの雨模様となった。沖縄地方気象台は同日、沖縄地方が梅雨入りしたとみられると発表した。平年より11日、昨年より2日早い。行楽地やイベント会場では雨の合間を縫って、親子連れで連休初日を楽しむ姿が見られた。
宮古総合実業高校の第2農場では、ヒマワリ迷路と動物触れ合い体験を開催。赤ちゃんの家いらは(伊良波和子園長)の園児と保護者ら約100人が参加し絆を深めた。
参加者たちは、畑一面に咲き誇るヒマワリ迷路に挑戦。行き止まりではUターン、次の道では左折したり右折したりしてゴールを目指した。
動物触れ合い体験では、ヤギと子豚に餌を与え、大はしゃぎした。
親子で参加した上地若夏さん(22)は「ヒマワリ迷路で無事にゴールできて、うれしかった」と笑顔だった。
この日の宮古島地方は、気圧の谷や南からの湿った空気の影響で朝からどんよりとした曇り空が広がった。
昼前からは小雨が降り出し、すっかり梅雨模様に。宮古島気象台は同日午前11時に「梅雨の時期に関する宮古島地方気象情報第1報」を出した。
29日も引き続き気圧の谷や湿った空気の影響で、曇り、明け方からは雨が降る見込みだ。
期間中の雨量は平年並みの見込みだが、気温は高めの予想。
大型連休期間中の行楽地では、毎年家族や友人らでバーベキューやピクニックを楽しむ姿が見られるが、今年は屋内でのレジャーに計画変更を余儀なくされそうだ。