「開通待ち遠しい」/伊良部大橋
架設工事、多くの市民が見学
伊良部大橋伊良部側主航路部の架設工事が28日、実施された。県宮古土木事務所は一般市民向けに架設工事の見学場所をトゥリバー地区と、伊良部島の牧山展望台に設け、架設工事の現場見学会を実施した。多くの市民が集まり、工事の様子を興味深げに見学した。
橋脚の上に大型クレーンでつられた箱桁に、集まった市民らは「大きい。クレーンも大きい」と写真を撮ったり、双眼鏡で見たりしていた。
午前7時30分から見学場所に来ていたという砂川公優さん(59)=平良=は「楽しみで毎日見に来ている。開通まで2年あるが、つながるのが待ち遠しい」と話した。
夫婦で見学に来ていた高橋華子さん(35)=平良=は「橋を造るところは初めて見る。重機(クレーン)が大きくて驚いた」と熱心に見学していた。
また、仲里龍一さん(59)=平良=は「とにかくスケールが大きい。(このような工事は)2度と見られないので、ぜひ多くの人に見学してほしい」と話した。
伊良部大橋の平良側主航路部の架設工事は5月11日以降を予定しており、このときも見学会が行われる。