大自然を借り切り/県立宮古青少年の家
ファミリー施設を満喫
4月から、NPO法人ばんず(安慶田昌宏理事長・所長)が指定管理する県立宮古青少年の家でゴールデンウイーク(GW)の休日に野外炊飯場やグラウンドを借り切り、バーベキューを楽しむ家族連れが多い。
施設は公的な研修などに使用され宿泊が主だが、一般市民が日帰りコースで借りることも可能だという。安慶田所長は「誰でも気軽に利用できるような施設にしていきたい」と話し、家族での利用を奨励する。
4日午前、前里ファミリーで申請されたメンバーは7家族の大人7人、子ども15人。建設業関係者の模合メンバーで、昨年秋にも借り切って利用したという。前里浩文さんは「同業者で情報交換や親睦を兼ねて模合をしているが、たまには野外で家族孝行もよいのかと。何より手頃な料金で自然を満喫できるのがいい」と話し、バーベキューの後はグラウンドで子どもたちと一緒に野球を楽しんだ。
安慶田所長は「これからは青少年だけでなく、高齢者のサロンなど多くの市民が活用できるようなメニューも考えていきたい」と話し、子どもからお年寄りまで幅広い利用を呼び掛ける。