池間民族2年連続V/那覇ハーリー
久松五勇士チームも初参戦
【那覇支社】ゴールデンウィーク(GW)期間中の県内最大イベント、第回那覇ハーリー(同実行委員会主催)が3~5日の3日間、那覇新港埠頭で催された。3日間の合計で21万2000人(主催者発表)が来場した。開催最終日の5日、一般競漕、御願バーリー、本バーリーの競技が行われ、一般競漕で在沖宮古郷友会の海洋池間民族チーム(渡久山晴和会長)と久松五勇士チーム(宮城元勝会長)が参戦。海洋池間民族チームが第9レースで1位となり、2年連続6回目のレース優勝を果たした。
海洋池間民族チームは在沖郷友会の池間、佐良浜、西辺の3郷友会で組織する常連チーム。一般競漕第9レースで、在沖米海兵隊のデビルドッグ(女)、チームヤマハと対戦し5分34秒76で相手2チームを制して1位となりレース優勝した。
渡久山会長は「青年部が気を引き締め、海洋民族の心意気を十分に発揮してくれた。応援してくれた多くの郷友のおかげ」と喜んだ。チームリーダーの高良正司さんは「2年連続優勝できてうれしい。3郷友会の仲間が共に力を合わせた結果だ」と競技を振り返った。
第2レースには在沖久松郷友会で組織する久松五勇士チームが参戦。昨年大会は雨のためレースが中止となり、満を持してのリベンジ出場となった。レースは第2位だったが、宮城会長は「初陣にしてはすごい力漕だった」と話し、来年大会での優勝に意気込んだ。
大会主競技の本バーリーでは泊が那覇、久米を破り、連覇を果たした。