地域連携で活動強化を/宮古保護司会定期総会
12年度の事業計画など承認
犯罪や非行を犯した人たちの更正を支援している宮古保護区保護司会(下地達男会長)の2012年度定期総会が12日、市内のホテルで開催された。事業計画には、今年度も社会を明るくする運動の展開などが盛り込まれ、あいさつに立った下地会長は、同運動が島全体の連携によって充実強化されていくよう祈念。新会長に選出された宮里敬一さんは「『和をもって尊しと為す』『最善を尽くそう』をモットーに会運営に頑張る」と決意を示した。
那覇保護観察所の曽根崎哲也所長は「皆さんと一緒になって、一つ一つの事件に対応し、地域社会がより良くなるよう努めたい」とあいさつした。
長濱政治副市長は「人々にとっては、安心・安全に住める社会であることが一番大事」と述べ、明るい社会づくりに尽くしている会員に敬意を表した。
宮古島警察署の照屋隆副署長は、02年に792件に上っていた宮古地区の刑法犯は、年々減り11年は386件と02と比べ半減したことを報告。「これは住民総ぐるみによる「ちゅらさん運動の成果だ」と評価した。
副会長には、與那覇秀夫氏を選出した。