容疑者逮捕に市民貢献/宮古島署
感謝状贈り行動たたえる
宮古島署(宮城英眞署長)は18日、容疑者の逮捕に貢献したとしてパチンコ店と同店従業員、郵便局員に感謝状を贈った。宮城署長は「皆さんの協力なくしては検挙できなかった」とたたえるとともに「島の安全、安心を守るためにも今後とも協力をお願いしたい」と話した。
感謝状を受けたのはピータイムⅡ(砂川優マネジャー)と同店主任の高島幸志郎さん、宮古郵便局員の深沢太貴さん。
高島さんらは4月30日夜、店内の遊技台に男性客が置いてあった現金10万7000円とカードなど(時価6万9000円相当)が入った財布を盗んだ男に関する情報を提供し、早期の容疑者逮捕に貢献した。
高島さんは「店内のモニターに不審な行動をしている人が映っていたので情報提供した。会社のマニュアルに沿って行動した」、代理で出席した砂川博音班長は「盗られた財布が無事戻ってきて良かった。けが人もなくほっとしている」とそれぞれ話した。
深沢さんは5月5日早朝、平良下里で酒に酔って道路に寝ていた男性からキャッシュカードなどが入った財布(7000円相当)を盗んだ男を目撃、携帯電話で警察に通報し、容疑者の現行犯逮捕に結び付けた。
深沢さんは「警察の行動が早くてびっくりした。現場からすぐ連絡したのが良かったと思う」と振り返った。逮捕の協力で、警察から感謝状を受けるのは今回で2度目という。