体動かし歴史学ぶ/ノルディック史跡ウオーク
市健康増進課主催
市健康増進課(下地悟課長)主催のノルディック史跡ウオークが19日、下地側の来間大橋近くの前浜農村公園スタート、ゴールの約6・5㌔で行われた。子どもから大人まで約90人が参加し、来間大橋(全長1690㍍)から青い海を眺めながら健康増進を図りリフレッシュした。
市では、今年度にノルディックウオーキング体験会を全4回計画し、この日が初回。
出発式で、下地課長は「全身を使った運動ということで、気軽に参加する人が多い。健康増進を楽しんでください」と激励した。
講師を務めた日本ノルディックフィットネス協会認定のインストラクター、平良サヨ子さんは「ノルディックは、本土では2007年ごろ、宮古では2009年ごろに始まった。今日はマイペースで、ノルディックの魅力を味わってください」と呼び掛けた。
参加者らは、2本のストックを使って体をほぐした後、出発。ストックを両手に持ち、地面を突きながら美しい姿勢で歩き、足の負担を軽減した。来間島では、雨乞い座や来間ガー(井泉)などの史跡を見学した。
初めて参加した南小学校5年生の根間悠夏さんは「来間大橋の上から、海で泳いでいる海亀が見えた。とても感動した。バスケット部で体を鍛えているので、体力には自信がある」と笑顔で語った。