環境・エコ 社会・全般
2010年8月26日(木)14:52
ミジュン、ガチュン釣れる/池間漁港内
子どもたちの歓声上がる
ミジュン(ミズン)とガチュン(メアジ)の混成の群れが25日、池間漁港内で確認された。ダツの捕食行動で、水中の群れはびっくりして水面に急浮上し、水しぶきを上げて逃げていた。子どもたちが釣り糸を垂れ「釣った」と歓声を上げていた。
ミジュンとガチュンの全長は7㌢ほど。地元の漁師らによると、群れは今月19日に港内に来遊した。夕暮れ時に港外へ移動し、翌朝港内に進入する習性があるとされる。固まった群れは薄い茶褐色に見え、釣り愛好者らは、その群れに釣りざおを振っている。
港内での網漁は禁止さていることから、これから個体数が増え、群れは拡大しそうだ。漁師の一人は「ミジュンとガチュンのサイズは小さいが、油揚げや魚汁にするとおいしい。釣りの狙い時間帯は、午後5時以降」と語った。