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2010年7月31日(土)15:35
陸上棒高跳び/高里、予選通過ならず
記録なしに「悔しい」
【那覇支社】
全国高校総合体育大会「美ら島沖縄総体2010」の陸上競技は30日、沖縄市の県総合運動公園陸上競技場で行われ、男子棒高跳びに出場した宮古工業高校3年の高里智樹は予選で4㍍50の試技を3回とも失敗し、記録なしで終わった。高里は「これまでの成果をすべて出し切り、予選通過を目標にしていたのでとても悔しい」と話した。
高里は予選1組に25番目で登場。1、2本目とも助走に失敗。気を取り直して挑んだ最後の3本目はポールに上手く乗れず、バーにそのまま突っ込む形で跳躍できなかった。
棒高跳びには65人が出場。決勝へは4㍍70をクリアした17人が進出した。35人が4㍍50を跳べず記録なしに終わった。高里の自己ベストは県高校新人大会で記録した4㍍35。
高里智樹の話
「助走距離をいつもより下げたせいか、踏み切りのタイミングが全然合わず、跳躍がうまくできなかった。伊良部島の人たちの応援に感謝の気持ちを持って精一杯頑張ったが、結果が出せなくて残念。進学しても棒高跳びは続けていく。」