教育・文化 社会・全般
2012年6月12日(火)9:00
「同郷の絆を大切に」/宮古工業進路講話
平良警視が後輩に訴え
「同郷の絆が大切」-。宮古工業高校(多良間勉校長)の進路講話が11日、同校体育館で行われた。同校の機械科卒で県警本部刑事部組織犯罪統括官の平良明一警視が「後輩に伝えたいこと」の演題で講話した。
平良さんは警察官として歩んだこれまでの人生を振り返りながら学ぶことの大切さ、同郷の友人たちとの絆で苦難を乗り越えることができたことなどの体験談を紹介した。
平良さんは下地の出身で刑事部暴力団対策課長、うるま警察署長などを歴任し昨年3月に現在の刑事部組織犯罪統括官に就任。県民の安全と治安維持に取り組んでいる。
平良さんは「県民の安全を守るためにもいろいろなことを学ばなければいけない。そのためには日々の勉強と努力が必要。皆さんもこれからそれぞれの進路に進むと思うがほめる人よりも、しかってくれる人の方が皆さんのためになることを分かってほしい」と呼び掛けた。