「純と愛」ロケスタート/NHK朝ドラ
夏菜さんら宮古入り
宮古島と大阪を舞台にしたNHKの朝の連続テレビ小説「純と愛」=10月放送開始=の出演者とスタッフが12日、ロケのため宮古入りした。出演者は、ヒロインの夏菜さんら15人、スタッフが山本敏彦プロデューサーら60人の総勢75人。撮影はきょう13日~19日を予定している。空港には「純と愛」宮古島市推進協議会の会員らが出迎えて歓迎した。
「純と愛」は、タイトルの通り純愛をテーマにしたドラマ。全国放送は宮古島の知名度を上げ、宮古観光発展に結び付くと注目を集めている。
夏菜さんらは、午後1時過ぎの便で宮古空港に到着した。白いシャツにジーンズのラフな格好。笑顔で手を振る夏菜さんに、出迎えの人たちは「いらっしゃーい」と大きな声を掛け、拍手を送り出迎えた。
ミス宮古の遠藤はるかさんが、花束を贈呈。夏菜さんは「大阪のロケが終わり、宮古島に来た。宮古島ロケは、とても楽しみ。宮古の皆さんと家族になれるくらい、頑張りますので応援をよろしく」とあいさつした。
宮古島で小さなホテルを営む、夏菜さんの父親役の武田鉄矢さんも、この後の便で来島した。
「純と愛」は、宮古島出身の女性が、明るく力強く生きる姿を描く。NHKが宮古を舞台にしたドラマ制作は初めてで、沖縄を舞台にした「朝ドラ」は、2001年度放送の「ちゅらさん」以来となる。
宮古島でのロケは、今回と秋口、年明けの計3回を予定している。「純と愛」は10月1日~3月30日まで、計151回放送される。