県議選当選証書を交付/県選管
宮古関係5氏に/宮古の振興発展に力
【那覇支社】県選挙管理委員会(阿波連本伸委員長)は14日、去る10日に執行された第11回県議会議員選挙の当選者48人に当選証書を交付した。同日、県庁講堂で交付式が行われ、阿波連委員長から当選者一人一人に当選証書が授与された。
宮古島市区選出の座喜味一幸氏=自民=と奥平一夫氏=社大・結=、多良間村出身で那覇市区選出の糸洲朝則氏=公明県民会議=、両親が宮古島市出身で那覇市区選出の狩俣信子氏=社民=、同じく両親が宮古島市出身で石垣市区から初当選した砂川利勝氏=自民=ら宮古選出、出身・関係議員5氏に当選証書が交付された。
晴れて2度目の当選証書を手にした座喜味氏は「無投票当選だったが、証書を受け取り、責任の重さを実感している。県議会での活動を通して地元宮古の振興発展に全力で取り組みたい」と決意を新たにした。
3期目の県議活動に入る奥平氏は「新振計が始まるので、丁寧にチェックをしながら、県議会の場から宮古にとって有益な事業につながる政策を実現させたい。この4年間、全力を傾けていく」と意気込んだ。
糸洲氏は「宮古の皆さんの応援のおかげで5度目の当選をさせていただいた。宮古出身者の大事な1議席を守ることができたので、故郷の振興発展にまい進したい」と述べた。
3期の県議経験を持ち、返り咲いた狩俣氏は「宮古の関係者各位から多くの応援を頂き激戦を乗り越えた。弱者の立場で、とりわけ格差が起こりがちな故郷宮古の助けとなるよう県議会で訴えていく」と力を込めた。
石垣市区から初当選を果たした砂川氏は「先島は一つとの気持ちで、宮古選出、宮古出身の議員とともに離島振興に力を尽くしていく。選挙期間中の宮古からの応援には改めて感謝の気持ちを表したい」と話した。
阿波連委員長は「負託を受けた当選者皆さんは、経世済民(世を治め、人民を救うこと)に力を発揮されるものと期待する」と述べ、当選者を激励した。