18便欠航、700人に影響/那覇-宮古線
台風4号の影響ダイヤ乱れる/平良-佐良浜航路も欠航
18日の宮古島地方は、台風4号の接近に伴い、空と海のダイヤが乱れた。那覇と宮古を結ぶ航空路線は上り19便、下り19便の計38便中18便が欠航し、約700人の足に影響した。平良-佐良浜間の離島航路も全46便(23往復)のうち、20便(10往復)が欠航。多良間航路のフェリーも欠航。島尻-大神は、早朝の2便(1往復)を除いて8便(4往復)欠航した。
JTAとANAは、那覇空港の風が夕刻から強まると想定し、これを回避するよう、宮古路線の運航を停止した。欠航便数はJTAが2便、ANAが5便。SKYは前日に、全10便の欠航を決めていた。RACの宮古-多良間、宮古-石垣は平常運航。RACは午後7時30分宮古発、那覇行きの1便だけが欠航した。
宮古空港は午前中、早い出発便への切符の切り替えや、空席待ちをする観光客らで混雑した。
山崎智裕さん(39)=東京都=はシュノーケリングを楽しむために2泊3日の日程で宮古を訪れた。同日午後6時の便で帰る予定だったが、同便が運航しない可能性を知り、午後1番の便に切り替えた。宮古の旅が、予定通りにできなかったことを残念がったが、切符が手に入り、安堵の様子だった。
JTAとRACは、きょう19日は平常運航を予定。SKYは午前中欠航、午後は状況を見て判断する。
宮古フェリーの平良-佐良浜間の高速船は、午後2時30分平良発、はやて海運は平良を午後1時30分発の便を最後に欠航した。きょう19日の運航は、天気の状況を見て判断する。