美ら島総体男子バレー競技
本番ムード高まる/目標胸に選手来島
全国高校総体の「美ら島沖縄総体2010」男子バレーボール競技大会に出場する県外のチームが27日午後、宮古入りした。来島はきょう28日がピーク。市高校総体推進室では、大会に向けた最終チェックが行われており本番ムードが高まってきた。
大会は30日に市総合体育館で開会式が行われ、試合は31日から。県代表の地元伊良部を含め、全国の56チームが8月3日まで熱戦を繰り広げる。
56チーム出場、31日から熱戦
出場校の先陣を切って宮古入りした東京学館新潟(新潟県代表)は5年連続9回目の出場。監督、コーチ、選手合わせた20人は、長旅の疲れを感じさせずに笑顔で宮古空港に到着した。
主将の永井淳悟君(3年)は「ベスト16以上を狙いたい。大会に向け練習試合を重ねてきた。チーム状態は良く、それを大会で出せれば。泥臭く拾ってつなぐ粘りのバレーをしたい」と目標を語った。
県代表の伊良部は31日の予選グループ第1組、第3試合(市総合体育館、午前11時50分開始予定)で、千葉県代表の市立船橋と対戦する。勝てば決勝トーナメント進出が決まる。敗れた場合でも敗者復活戦で勝利すれば予選突破となる。
試合会場は▽市総合体育館▽上野体育館▽宮高体育館▽宮工高体育館▽宮総実高体育館-の5会場。
総合開会式はきょう28日、沖縄市の県総合運動公園陸上競技場で行われる。29日から宮古の選手が出場する陸上の棒高跳びやボクシングなど7競技が始まり、残り22競技は30日以降となる。