渡久山さん(朗読部門)全国大会へ/宮高放送部
NHK杯放送コン県大会/ラジオドキュメント部門も
今月6、7日に行われた第59回NHK杯全国高校放送コンテスト県大会の朗読部門に出場した宮古高校放送部の渡久山海理さん(3年)とラジオドキュメント部門で久貝美紀さん(3年)ら5人が制作した「宮古方言(みゃーくふつ)なう」が優秀賞に輝き、7月に東京渋谷のNHKホールなどで開催される全国大会派遣が決定した。
19日に同校で行われた報告会で、渡久山さんは「県大会で朗読部門には161人が参加した。その中で全国大会に出場できる6人に入れてうれしい。全国大会まであと1カ月なのでこれからしっかりと練習して大会に臨みたい」と意欲を示した。
久貝さんは「今回の作品はインタビューや編集作業をしっかり頑張った結果なのでうれしく思う。全国大会では今よりも良い作品に仕上げて良い成績を残したい」と述べた。
そのほか、県大会で同校放送部はテレビドキュメント部門で下地佑佳さん(3年)ら5人で制作した「ずみ☆みず~宮古島から世界へ」とテレビドラマ部門で波名城夏妃さん(3年)ら5人で制作した「マリーゴールド」がそれぞれ優良賞に輝いている。
同校の川満健校長は「顧問の先生が熱心に指導して生徒たちもそれに応えて毎日一生懸命に努力を積み重ねたことが今回の賞に結びついたと思う。全国大会までの残りの日数もしっかり努力して上位入賞を目指してほしい」と激励した。
全国大会は7月24~26日まで、東京代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターとNHKホールで行われる。