ロックフェスに看板寄贈/狩俣中
当日、ステージを飾る
今月23日に開催される「ミヤコ・アイランド・ロック・フェスティバル2012」のステージに飾る看板幕を狩俣中学校の生徒たちが作成。完成したステージ看板幕の寄贈式が19日、同校で行われ、同フェスティバル実行委員長の野津芳仁委員長らに贈られた。
同フェスティバルのステージ看板幕はこれまで、コンテスト形式で作品を募集し、最優秀作品が当日のステージに掲げられてきた。しかし今回は、コンテストは行わず実行委員会で看板幕を用意する予定としていた。しかし、同校から看板幕を作成したいとの申し出を受け、寄贈を受けることとなった。
制作は全校生徒25人が2週間ほど前から美術の時間と放課後を利用して行われた。看板には、中央に宮古島を描いた地球の周りに、ウミガメやハイビスカス、チョウなどが描かれている。
贈呈式では生徒会長の山内清太郎君(3年)が「フェスティバルのテーマ、セーブ・ザ・シー、セーブ・ザ・スカイ(この海と空を守る)のテーマに沿ってみんなで意見を出し合い考えた。看板が会場に飾られるのを楽しみにしている」とあいさつ。野津委員長は「今回は厚意で看板を作ってもらいありがとう。当日はステージに掲げて、全国から観客や出演ミュージシャンに見てもらいたい」と感謝の思いを述べた。