再出馬に意欲示す/次期市長選
下地市長、近日中に表明へ
下地敏彦市長は21日、来年1月に予定されている次期市長選について、「市の行政をスムーズに進めていくためには市民、職員、その他もろもろの人たちの賛同を得なければうまく行かない。私一人が出る出ると言ってもそれは仕様のない話。私が公約に従って進めてきた施策を市民がどう評価しているのかをきちんと聞いてみる必要がある」と述べ、明言は避けたものの再出馬へ意欲を示した。市議会与党議員や後援会と調整し、近日中にも表明する方針。
同日行われた開会中の市議会6月定例会一般質問で下地明氏の質問に答えた。
下地市長は3月定例会一般質問でも同様な質問を受けたが、この時は「今のところ表明できない」と慎重な姿勢を示していた。
下地市長は答弁で「市長に就任してから3年半が経った。その間、市民に約束した公約は市民、議員、職員に多くの協力を得て着実に実を結びつつある」と感謝した。その上で「残された期間についても引き続き公約の実現、それを通した本市のさらなる発展を期し、市民が豊かで明るい生活が送れるような島づくりに努めていく」と強調。「与党議員団や後援会、関係者と相談し、近々のうちに態度を表明する」と述べた。
次期市長選については今月12日に、「下地敏彦市長を支援する市民有志の会」が出馬要請を行っている。下地市長は、「要請は重く受け止めたい」と述べ、前向きな考えを示した。