社会・全般
2012年6月26日(火)9:00
ススキ原に異常発生/ヒゲマダライナゴ
バッタの仲間のヒゲマダライナゴが22日、平良久貝の砂川眼科医院西側のススキ原で異常発生しているのが確認された。ススキを丸坊主になるまで食べる習性があり、さらに個体数は増えそうだ。
ヒゲマダライナゴは、日本では宮古諸島以南に分布する。成虫の体長は雄5㌢、雌6㌢。出現時期は6~10月。
かつて伊良部島の白鳥崎近くのススキ原で異常発生したことがあり、その時はスミチオン乳剤で駆除した。
このイナゴは、ススキの葉を食い尽くした後は、サトウキビ畑に移動し、キビの葉を食べたりする。この日確認されたススキ原付近には、キビ畑はなかった。