教育・文化
2012年6月26日(火)9:00
沖縄人のルーツ学ぶ/久松小
国際理解で公開授業
久松小学校(根路銘和子校長)で25日、6年生を対象にした国際理解教育の公開授業と教育講演会(主催・学習スキル研究会など)が行われた。琉球大学教育学部の善元幸夫非常勤講師が「沖縄人はどこから来てどこに行くのか!」の演題で授業を行い、子どもたちに対して世界に羽ばたく人材になることを呼び掛けた。
この取り組みは、国際化の現代において子どもたちに国際感覚を持って生きる力を培うために異文化理解に立脚した国際理解教育の充実とグローバル対話力の育成を目的に行われた。
公開授業で、善元さんは沖縄人、日本人のルーツについて生徒たちと対話をしながら楽しい雰囲気の中で授業を進めた。
授業を通して善元さんは「自分たちの良いものをたくさん探し、日本と世界を知って世界に羽ばたく人材になってほしい」と話した。
公開授業には、各小学校の教諭らも見学に訪れ、児童たちに質問し、対話の中に笑いを盛り込んだ善元さんの授業の進め方に真剣な表情で見入っていた。