社会・全般
2012年7月1日(日)9:00
茅輪くぐり 心身清める/宮古神社で夏越の大祓
宮古神社で30日、罪をはらい清め、年末まで向こう半年間の無病息災を祈願する神事「夏越の大祓」が執り行われた。多数の参拝客が訪れ、茅輪くぐりなどの神事にのっとって心身を清めた。
「大祓」は、日常に重ねた罪やけがれを紙の「人形」に移し、はらい清める神事。6月の末日と大みそかの年2回行われる。
夏越の大祓は、正月から半年間で知らず知らずのうちに重ねてきた罪をはらい、生き生きとした身体で夏を越して、大みそかまで平穏無事に暮らせることを願う。
参拝者らは人形に名前と生年月日を書き入れ、それを病気やけがなどをしたところに当てて息を3回吹きかけた。
神社の一角で炊き上げの儀式が行われた後、灰は海に流された。
茅輪くぐりでは、ススキで作られた約1・8㍍の輪を2列になって3回くぐり本殿へ参拝した。